日本経済新聞は7月16日付朝刊国際面で、「英離脱『道筋早く』 欧州委副委員長 不透明な事態懸念」と見出しをつけ、欧州連合(EU)欧州委員会のドムブロフスキス副委員長に対する同紙のインタビュー記事を掲載した。その中で、同副委員長が、為替の円高傾向について「日本にとって極めて差し迫った問題だ」と一定の理解を示した、と記していたが、「日本にとって差し迫った問題とは思わない」の誤りだったとして、17日付朝刊で訂正した。電子版記事では、発言内容の訂正に伴い、「一定の理解を示した」との部分も「語った」に修正された。
英離脱「道筋早く」 欧州委副委員長 不透明な事態懸念
欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会のドムブロフスキス副委員長は15日、都内で日本経済新聞のインタビューに応じた。副委員長は英国のEU離脱手続きについて「不確実な状態を長くしないことが大事だ」と述べ、離脱の道筋を極力早く明確にするよう求めた。為替の円高傾向については「日本にとって極めて差し迫った問題だ」と一定の理解を示した。
…(以下、略)…
日本経済新聞2016年7月16日付朝刊7面
日本経済新聞2016年7月17日付朝刊5面(国際面)
- (初稿:2016年7月22日 06:30)
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